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投稿日:2025年4月9日

【道具で描く「水」】伝統大工の三種の神器に宿る職人のこころ

こんにちは、松本工務店です。

今回は、ちょっと風変わりで、でもとても“深い”テーマをお届けします。

私たち大工が大切にしてきた「三種の神器」――墨壺・差金・ちょんな。
それぞれが重要な役割を果たす道具ですが、実はこの三つを使って「水」という漢字を描くという粋な話があるのをご存知でしょうか?

三つの道具で「水」を表現する

こちらの写真をご覧ください。

(ここに画像を掲載)

なんと、墨壺・差金・ちょんなを組み合わせて、見事に「水」という漢字の形を表現しているのです。

◆ 墨壺:下の「さんずい」にあたる部分

線を引く、すべての始まりを意味する道具。水の流れのように、まっすぐな線を引くその姿は、“さんずい”にぴったり。

◆ 差金(さしがね):縦と斜めの軸

長さを測り、角度を出し、構造を導く差金は、「水」の字の中の縦棒と斜め線を構成します。まさに大工の“思考”そのもの。

◆ ちょんな:力強い一滴

木を荒削りするちょんなは、水の字の「点」の部分を担っています。一撃に力を込めるその様子は、まるで一滴の水が落ちる瞬間のよう。

道具に込められた“粋”

この「水」の表現は、ただの遊び心ではありません。
大工という仕事が自然と向き合い、流れを読み、形を整える仕事であることを象徴しているのです。

水のように、柔らかく、しなやかに。
でも芯が通っていて、流れを乱さない。そんな職人の心を、三つの道具が静かに語ってくれているように思えます。

伝統の技を、これからも

私たち松本工務店は、日々の現場で電動工具も使いますが、こうした昔ながらの道具にも敬意を払っています。
そこには手の感覚や、素材との対話、そしてなにより“人の心”が宿っているからです。

時代が変わっても、技術が進んでも。
「道具を大切にする気持ち」だけは、これからも変わらず伝えていきたい。

そんな思いを込めて、今日も一つひとつの現場に向き合っていきます。

内装リフォーム・リノベーション工事は大阪府堺市の『松本工務店』へ
松本工務店
〒590-0834
大阪府堺市堺区出島町4-3-7

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